眼瞼下垂とは上まぶたが瞳孔にかぶさり、目が開きづらい状態をいいます。 竹内クリニックでは、眼瞼下垂の治療に関して、切開方式である挙筋短縮法や挙筋前転法などを用いて治療してきましたが、2008年よりメスを使わない新しい方法(切らない眼瞼下垂手術)を導入いたしました。おかげさまで診療日にはほぼ毎日切らない眼瞼下垂手術を行っております。切らない眼瞼下垂手術は、切開式に比べ、①まず傷跡が残らない。腫れや痛みが非常に少なくダウンタイムが短い。②手術が熟練すると腫れもほとんど無く、ミリ単位での調節が可能になり、左右差の修正が切開式と比べて容易になってくる。③元に戻った患者様がほとんど居ない。④戻っても再手術が比較的容易である。⑤もし患者様が万が一気に入らなくても元に戻すことが比較的容易である。⑥効果は挙筋前転法とほぼ匹敵する程のまぶたの挙上効果があるため、腱膜性眼瞼下垂症の方は重度でも治療が可能である。⑦切開式眼瞼下垂手術はあくまで眼瞼下垂症の治療が目的であって、美容目的にはあまり使用できませんが、切らない眼瞼下垂手術は美容目的で行うことができるという利点があります。眼瞼下垂が無くても、生まれつき目が小さな人と大きな人がいます。目が小さいからと言って決してあきらめないで下さい。もともと眼瞼下垂が無くても「もう1ミリ、2ミリ、あるいは3ミリ目が大きければ目の印象がグーンと上がるのに!」と考えていらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。切開式眼瞼下垂手術は重度、中等度の眼瞼下垂の方にしか適応は無く1ミリ単位の目の開きの調節は一切不可能でしたが、切らない眼瞼下垂手術の適応は重度や中等度の眼瞼下垂症の方ばかりではなく、軽度眼瞼下垂の方や普通の目の方も1ミリ単位で上まぶたの開きを調節し、目を大きくすることができますので、人から見て全く違和感が無く、輝いた素敵な目に変わることができます。当クリニックでは眼瞼下垂治療目的で来院される方と美容目的(眼瞼下垂ではないが目を大きくしたい)の方の比率は半々位です。院長(竹内)が責任をもって施術を行いますのでご安心下さい。